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国際物流とは

●国際輸送とは
 国際輸送とは、輸出や輸入に伴って発生する、船舶や航空機を利用した貨物の輸送・保管・流通加工・通関などの各種手続きを行う物流のこと表します。
企業の国際化が進むにつれ、中小企業も生産委託先や自社工場からの製品輸送のほか、海外で生産した製品を現地マーケットや第三国で販売するなど、多角的にモノを動かすようになってきました。


○物流の変化
 従来、日本の貿易は加工貿易と呼ばれる、原材料を輸入して製品を輸出するというものでした。これに伴う物流も海外との関係で言えば、原材料の輸入と完成品の輸出と言う単純なものでした。物流は大きく分けると国内物流と国際物流に区分けされ、国際物流=貿易物流という扱いでした。ちなみに国際物流と国内物流の違いは、輸送の距離が違うということ、また国境を越える(貿易手続き、通関などの特別な作業の存在)という2点が違います。しかし、日本企業の国際展開が進展した結果、販売、生産、研究開発の拠点が海外に移され、従来の単純な加工貿易という形態が変化してしまいました。こうした、日本企業の海外展開に伴い、日本の物流業者も国際化を余儀なくされてしまいました。また、国際物流=貿易物流という概念も変化を迫られることになり、物流自体は物流システムへと変化し、物流の概念そのものが変化してしまいました。物流業者も物流システムをオーダーメードでデザインすることで役割の変化を求められています。そして、国内物流と国際物流が融合し、物流システムの円滑な運行が顕著となってしまいました。


○従来の国際物流
 従来は、在来船、コンテナ船や航空機で港(空港)から港(空港)へ貨物を移動する行為が国際物流の主流でした。そしてそれを担っているのは「船会社」や「航空会社」のキャリアーといわれる会社です。
それはFOB、CFRやCIF(インコタームで決められた輸送契約条件)で運ぶのが一般的であり、輸入者は輸出地で貨物が本船に積まれた以降の責任を有するだけで済んでいました。
また、輸出国における国内輸送・輸出通関等の本船に積み込むまでの取扱い、海上(航空)輸送、そして日本着後の取扱いは各々違う会社に業務を委託するのが一般的でした。


○これからの国際物流
 一般的に船会社や航空会社の業務は港から港まで、空港から空港までの貨物の移動(輸送)であるが、貨物代理店はその前後の業務である輸出取扱いと輸入取扱いも海上輸送や航空輸送と一緒に行って、船会社や航空会社の行っていない1社で全ての業務を取扱うサービスを提供する事で、単なる貨物代理店からの脱皮を図ろうとしています。