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輸送会社の選び方

●輸送会社の選び方
 日本から海外への輸送手段として使われるのが、航空貨物と海上貨物。しかし、航空貨物と海上貨物にもそれぞれ欠点というものがあります。例えば航空貨物の欠点はというと・・・大型航空機は、長い滑走路と大規模な離着陸支援設備と安全な空域を備えた空港・飛行場を必要とします。大型機が離着陸できる空港というのは都心から遠く離れる為、空港へのアクセスに時間がかかってしまいます。
 また、海上貨物の欠点はというと・・・整備された港以外での貨物の積み下ろしが行なえないということです。しかも、航空貨物と海上貨物の両方にいえることですが、空港や港からは鉄道やトラックを使用した輸送手段を選ばなくてはならないということです。そこでご紹介したいのが複合一貫輸送(インターモーダル輸送)というものです。

○複合一貫輸送(インターモーダル輸送)とは?
 複合一貫輸送とは、ドアツードア輸送において、すくなくとも二つ以上の複数の輸送機関を最適かつ有機的に統合して、荷主のニーズに合わせた輸送サービスのことです。ちなみにこの複合一貫輸送というのは物流の究極の姿だといわれています。
 国際物流においては、製品輸送が素材輸送よりも多くなっています。その製品輸送では、海上コンテナや航空コンテナが当たり前になってきています。海上コンテナは海上貨物と陸上のトラック(トレーラー)輸送を結びつけたものがあり、航空コンテナは航空貨物とトラックを結びつけたものがあります。しかし、国際輸送ではそのスケールからいって、単純に2つの輸送機関の結びつきだけではありません。多くの輸送機関を複雑に結びつけて、時間と運賃を考慮に入れて最適輸送を行うものが出現しているのです。
 これから先、国際輸送に一層、製品輸送が増え、世界各地の市場と清算基地が分散してくると、コンテナとパレットを組み合わせ、それをいくつもの輸送機関を組み合わせて輸送する複合一貫輸送が増えてくるでしょう。そして、荷主から送り主までのドアツードア輸送が実現するのではないでしょうか。


○国際輸送会社選びのポイント
 海外に荷物を輸送する際に物流会社選びが重要となってきます。どのようなポイントを重視して物流会社を選べばよいのでしょうか?


ポイント
説明
しっかりした契約書を締結する
一般的に契約書の書面は、どちらかというと、荷主企業に有利なように作成されています。物流会社と良好な関係を長く続けて行こうと考えた場合、十分なディスカッションをしないまま曖昧な条件で契約するよりは、明確な線引きをする必要があります。
まずは少しだけ使ってみる
物流会社によっても得意分野、苦手分野は様々です。一度試してみて相性を確認してみることにより新しくお付き合いを始める物流会社の特徴を見極めることができるのではないでしょうか。
物流管理システムが充実しているかどうか
国内外の関係会社ネットワーク網をフル活用した情報共有により、トラブルの所在・原因を即座に突き止めることが必要となります。
倉庫保管はしっかりしているか?
国際物流において、保管というものも重要となります。保管・管理システムが完備されていることも必要でしょう。